shyness5
■学園設定・背景■

桃葉學舎女学園高等学校   ■その他諸設定■
李桃姚の開いた私塾「桃葉舎」が前身のカトリック系の学園。
校訓は慈悲・慈愛・奉仕の精神。
学園ではそんな校風の元、優雅で健やかな女子を育んで来た。
ところが学園も孫の代に総長が移ると、上層部には私利私欲が渦巻き
贈収賄の横行する荒んだ風潮へと変貌して行った。
校内では圧倒的多数の付属校からの”推薦組”による
少数派受験入学の”受験組”に対する慢性的いじめ問題も浮き彫りになる。
そんな中、学園では創立百周年の節目を迎え、新学長を立てることに。
前任者は、その”優秀振り”に業を煮やした理事長の陰謀によっての更迭。
素行に難が有り、賭博で借金を抱えた柿本が”扱い易し”と見込まれての着任だった…。
敷地は郊外に位置し、豊かな自然に囲まれた学園。
校内の至るところに桃が植樹され、”桃の苑”の愛称で知られる。
敷地内には付属の大学、小中学校も隣接。
世間とは一定の距離を置き、それがある種の神秘性をもたらす。
各界の優れた才能を集め、その閉鎖的空間で英才教育が行われている。

基本的に女子高ではあるが、少数の男子生徒も在籍。
その入学基準は特に高い。その男子クラス(ダンクラ)には
グループ幹部の親類が主に通っている。

■人物設定・役員■ ※設定のみ・未登場

李桃姚 Ree Tao Yao
学園創始者。中国系カトリック宣教師。故人。
日本に渡りカトリックの教えと独自の理念を元に私塾「桃葉舎」を創設。
慈悲・慈愛・奉仕の精神を努めて広める。
後に結婚する夫・百山と共に私大「桃葉學舎女子大学」を創立。



百山公禅 Kozen Momoyama
桃姚の孫でグループ総長。祖母に溺愛されて幼少期を過ごす。
親の代より祖母の教えをより馴染み易くと、禅の理念を取り入れ
それを公に広めたいとの願いから”公禅”と名づけられる。
しかしその手腕は低く、内部関係者からは”阿斗”または”安楽公”と囁かれることも…。

補佐役の栗栖善弥の入れ知恵により、全国から有望な素質の持ち主を掻き集め
各方面で活躍させることによるグループの宣伝効果を目論む。
金に糸目をつけないやり方はその象徴でもある。


栗栖善弥 Zenya Kurisu
総長補佐でグループ影の支配者。
学園理事長に異母兄の益男を立て、影で操る。
グループごと乗っ取る野望を持つ。

大学学長の聖弥は双子の兄。


栗栖益男 Masuo Kurisu
桃葉學舎女学園高等学校理事長。
その実、総長補佐による傀儡政権。
私欲のためなら何でもする真症のウツケモノ。
総長補佐、栗栖善弥とは異母兄弟の兄。



柿本秀磨呂 Hidemaro Kakinomoto
桃葉學舎女学園高等学校学長。趣味は麻雀。
一見いい加減、素行不良な男に思われがちだが、実のところ誠実。
野球バカで女子高にも関わらず野球部を創設。自らがその監督を務める。
高校時代は野球部に所属。ライトで8番だったが愛称は”柿っぱち”
上層部の無能振りを嘆きつつも一人奔走する毎日。
明日の理想学園を築くまで、その戦いはつづく…(謎)
座右の銘は「桃栗三年柿八年」



橘柚子 Yuzu Tachibana
桃葉學舎女学園高等学校副学長。
柿本の愛人(?)



梨田正義 Masayoshi Nashida
桃葉學舎女学園高等学校教頭。
真っ直ぐな性格で筋の曲がったことが嫌い。
でも基本的にバカ。



■人物設定・教師■ ()内は登場話数

木曽井光男 Mitsuo Kisoi (第1、2話)
学園に研修生としてやってきた教師見習い。栗栖理事長の甥で、現国の教師。
おぼっちゃま育ちで、正義感に強いが極めて貧弱。
青春ドラマにありがちな師弟愛を理想とし、熱血漢を夢見るが
現実は気弱な性格で、生徒に対しても弱腰。のちに卓球部顧問。
生徒の身体を覗き見ては股間を膨らませているムッツリスケベ。
生徒からは”キショイ”の愛称で親しまれる(?)


増垣育夫 Ikuo Masugaki (第3話)
チアリーディング部顧問で体育教師。
部の伝統を重んじ(?)自分好みの生徒にしか入部を認めない。
各部員への指導は主将に任せ、自分は専ら素質のある者だけを指導する。
放課後の体育倉庫は”育夫の間”として知られ
技術指導の他に校訓を基にした精神もここで育まれる。
そこでの指導内容は謎に包まれ、部外者で詳しく知る者はいない…。



伏見検児郎 Kenjiro Fushimi (第5話)
新体操部専属コーチ。
教職員でもないのに校内をうろつき、物陰に潜伏してはジロジロ覗き見る。
その不気味な存在のこの男の正体を知る者は少ない。
その目は優れた才能を見分ける眼力を持つ。



平目安之助 Yasunosuke Hirame (第6話)
生活指導の古株教師。学園理事長との強いコネを持つ。
教壇には立っていないが、生活指導員として学園に居残る。
生徒の弱みに付け込み、生活指導の名目で悪戯することを生き甲斐としている。
お気に入りの生徒を探しては、自らの肉奴隷とする野望を持つ。
生徒からは”平目の目”として恐れられる。典型的なスケベオヤジなため”助平の目安”とも…。
趣味はクラシック音楽。「淫肉の調べ」をこよなく愛す(謎)


■人物設定・生徒■

世阿弥瑠璃 Ruri Zeami (第1話)
演劇部2年。推薦組。
両親に能楽者の父、浄瑠璃演奏者の母を持つ。演劇界のホープ。
桃葉學会の信者で、慈悲・慈愛に富んだ少女。
”聖母の生まれ変わり”と慕う下級生も多い。
愛称は”ゼリー(世璃)”ちゃん。
何人に対しても変わらぬ愛情を以って接し、いつしか虜にしてしまう。
その者を正しい方向へ導けるならば、どんなことをも厭わない。
それが例えどんなことであろうとも…。

鹿嶋唯 Yui Kashima (第2話)
バスケットボール部2年。推薦組。
いたずら好きの少女。そしてドジ。
でも憎めないキャラ。

五十嵐美穂 Miho Igarashi (第2話)
バレーボール部2年。推薦組。

ボーイッシュで活発な少女。
情けないヤツが大嫌い。
同性からも好かれることが多い。

勝手にヨーコをライバル視している。
(ヨーコはその気まるで無し)

神道めぐみ Megumi Shindou (第2話)
華道部2年。推薦組。
周囲に流され易いタイプ。慈悲深い少女。
「そういうのいけないと思う…」が口癖。
でも結局は流される…。

花岡美咲 Misaki Hanaoka (第3話)
チアリーディング・バトントワリング部2年。推薦組。
学園三大輪の華の一人。
その美しい容姿は万人を魅了する。

特に美しい少女が集まるのが部創設以来の伝統。
2年にしてその主将を務める美咲は、誰もが認める学園一の美貌。
容姿に違わぬ美しい心と、奉仕の心を持ち合わせた少女。

澄本瞳 Hitomi Sukimoto (第3話)
チアリーディング・バトントワリング部1年。受験組。
澄んだ瞳を持った純真無垢な少女。
”外様”を嫌う者が多い中、一目置かれるキャラクター。
誰かを応援することに限りない喜びを感じる慈愛の持ち主。
その素質を美咲に認められ、次期主将を見据えた指導を受ける。

三島ゆかり Yukari Mishima (第4話)
弓道部1年。受験組。
紫色をこよなく愛する地味で”質素”な大和撫子。
クラス選挙で強引に学級委員長へ推薦される。

しっかりした信念を持ち貫き通す強い意志の持ち主。
でも強く主張することが苦手。
不言実行、直向な姿勢で徐々に周囲の信頼を勝ち得る。
お弁当(汚便党)の名脇役?(謎)


山咲梨華 Rika Yamazaki (第5話)
新体操部2年。推薦組。
学園三大輪の華の一人。帰国子女。
外交官の父と中国人の母を持ち、母はもと雑技団員。
幼少期は上海で育ち、自身も僅かながら団員経験有り。
その美しい舞は万人を魅了する。

才能も経験も豊かで、競技会、インターハイでは常に上位入賞。
しかし影では部専属コーチとのあらぬ噂が…。

柴田舞 Mai Shibata (第5話)
新体操部1年。推薦組。
何事にも努力を怠らない頑張り屋。
山咲を慕い新体操部へ入部。期待の新入生。

付属中学での実績もあり、異例の特別レッスンを受ける。
天性の素質を持った舞姫。



沙伯あずみ Azumi Saeki (第6話)
テニス部2年。受験組。
心に傷を負った不良少女。
同じく受験組の2つ上の部活の先輩、岡崎とは同性愛の関係だった。
唯一心を許せる存在だった岡崎の卒業により、再び孤独が訪れる。
何をするにも無気力になる、そんな日々を過ごす中
ある日を境に平目との関係が始まる。

平目との出会いで徐々に「奉仕の心」が芽生え始めるのだった。


■人物設定・生徒その他■ ※以下設定のみ・5未登場

岡崎ひろみ Hiromi Okazaki (第6話)
テニス部OB。元受験組。

在学中、沙伯とは同性愛の仲(お尻愛の仲?)
卒業後は付属大へ進学せず海外へテニス留学。
(shyness3登場)

風下窓花 Madoka Kazasimo (第6話)
テニス部3年。推薦組。
学園三大輪の華の一人。温室育ちの社長令嬢。
容姿は端麗。でも少し卑屈な面を持った少女。
プライドが高く、弱者に対して容赦は無い。
沙伯には冷たく当たる。

ヨーコ ゼッターフィールド Yoko Christy Zetterfield
バレーボール部2年。転入組。
米カリフォルニア州サンフランシスコ生まれの帰国子女。
日本名:聖陽子 Yoko Hijiri
バイク好きのハーフ娘。
元バレーボールアメリカジュニア代表アタッカー。

ピンク色が大好き。
ピンクパンサーを常に携帯。

ジェニファー バグウェル Jennifer Lorence Bagwell
野球部(ソフトボール部)2年。推薦組。
米テキサス州ヒューストン生まれ。12歳時に日本へ移住。
ガニ股フォームのスラッガー。

ヤンキース松井の大ファン。
通称ジェニー。ヨーコの親友。


※団体名・個人名はフィクションです。
※作品は全6編構成で1編ごとに独立したショートノベル付きCG集です。
※ストーリーモードに加え、従来通りのギャラリーモードも収録しております。